本麻 注連縄
本麻仕様
注連縄
職人による京都の逸品
注連縄は、神様を祀るための神聖な場所と示すものです。
神様の依代として、神様が宿る印として注連縄が使われています。注連縄を境に、現世と紙の領域との結界となり、内側に不浄なものが入らないように守る役目をはたしています。
神社の鳥居や、神棚、一般のご家庭ではお正月の年神様を迎えるために注連縄として使用されることが人気です。
2023年内の配送は11月30日までのご注文分となります。
12月以降のご注文はお問合せください。
京都府伝統工芸品として指定
京の神祇装束調度品伝統工芸品として指定されている職人により手作業で作成しております。
一本一本の麻芯にしっかり撚りを入れ、丹念に撚り合わせていくことで強く丈夫な麻縄が作れます。麻製品は、見た目さえ同じであれば機械で大量生産することも可能かもしれません。しかし、その本質までをもかたちにすることはできません。日々多くの方が手を合わせる神前や仏前で用いられる麻製品は、古くから伝わっている技法を受け継いだ職人の手で作成されています。
■注連縄 大根型
本麻仕様の大根型注連縄 前垂3本付き
中央が太く端は細く仕上がる大根型。
※注意
手づくりのため長さ、太さは若干の誤差があります。予めご了承下さい。
11月~12月は受注が集中するため納品には3~4週間かかる可能性があります。
※税込価格にて表示しております。
※ 紙垂は別途付属となります。
■注連縄 牛蒡型
※神棚におすすめ
本麻仕様の牛蒡型注連縄 前垂3本付き
牛蒡型の注連縄は片端のみ細く仕上がります。
神棚等に設置される場合におすすめしています。
※注意
手づくりのため長さ、太さは若干の誤差があります。予めご了承下さい。
11月~12月は受注が集中するため納品には3~4週間かかる可能性があります。
写真には前垂はついておりませんが、すべて前垂は3本付きとなります。
紙垂は別途付属となります。お問い合わせください。
※税込価格にて表示しております。
注連縄とは?
現在の神社神道では「社(やしろ)」・神域と現世を隔てる結界の役割を持つ。
また神社の周りを縄で囲い、その中を神域としたり、厄や禍を祓ったりする意味もある。
お正月には、年神様が家々を訪れ、健康と幸せを新しく授けてくれるとされています。
■どこへ飾る?
しめ縄は飾る場所に神様が宿ると言われています。
神様がまつる神棚、また神様を迎えるのに玄関先が一般的とされています。
水場にも神様は宿ると言われているので、キッチンやトイレなどの水回りに飾るのも良い。
■飾る時期は?
地域差もあるが、12月25日から12月28日がもっとも多い。
12月29日は9(苦)となり縁起が悪く避けられています。
また31日も「一夜飾り」と言われ神様に失礼とされているため避けられています。
外す時期は1月15日(関西地区)、1月7日(関東地区)とされています。
なぜ本麻? -神事用品と本麻との関係-
神事用品と大麻との関係は、はるか昔から密接な関係がありました。
大麻が神道で神の象徴であるという例の一つに、伊勢神宮のお札があります。
このお札は「神宮大麻」という名でその昔は大麻草が使用されていました。
大正時代、「大麻は之を仰ぎ崇敬の念を致すべき御神徳の標章」であるとも記されています。
また家庭においても大麻を朝有家族で拝むことで、子どもたちの教育上も多大な効果があるとされていました。
神道における大麻の使用は、その美しい繊維の束を棒の先にくくりつけ、参拝するも者の頭上や特定の場所で穢れを祓う大麻(おおぬさ)や御幣(ごへい)であったり、聖域を囲む結界のための麻紐であったり、注連縄や神殿に吊るしてある鈴の縄として、現在でも使用されています。